top of page

RadioNano Therapeautics

がん治療に

確かな光を。

ホウ素中性子捕捉療法と
ナノテクノロジーを駆使した
革新的ながん治療の実現に向けて

研究概要

​Radio

​ホウ素中性子補足療法

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は、生体に対して無害な熱中性子と「ホウ素(Boron-10)」の核反応を利用し、生じたα粒子とリチウム原子核によりがん細胞を殺傷する放射線治療法です。

ホウ素を含む薬剤を体内に投与し、中性子を照射すると、ホウ素から放出されたエネルギーでがん細胞が破壊されます。影響範囲は局所的で、正常な細胞へのダメージを最小限に抑えつつ、がん細胞を破壊することができます。従来の放射線治療では複数回の照射が必要ですが、BNCTは1回でも高い効果が期待できます。

アセット 15.png
nano-jpg4.jpg

​Nano

ナノテクノロジー

このBNCTの治療効果をさらに高めるため、私たちはホウ素を豊富に含む無機ナノ粒子を用いた新しい製剤「RN-501」を開発しました。

薬剤ががん細胞に集中的に届くように設計して副作用を軽減できるだけでなく、これまで治療が難しかったがん腫にも適用できます。また、集積性・蓄積性の高さから、従来の薬剤よりも低用量・短時間の治療が可能となりました。

BNCTの利点を
ナノテクノロジーで強化し
課題点を克服した本治療法は、
がん治療の第一選択肢となりうる次世代の放射線治療です。
top-wall_resize.jpg

Our Mission

サイエンスに根ざした
新たな放射線治療の研究開発により、
がん患者とそのご家族の
健康と未来へ貢献します

RadioNano Therapeutics(ラジオナノセラピューティクス)株式会社は、京都大学大学院人間・環境学研究科の小松直樹教授と京都大学複合原子力科学研究所の鈴木実教授が開発した「高親水性含ホウ素無機ナノ粒子を用いた中性子捕捉療法」の社会実装を目指す、京都大学発ベンチャー企業です。

​お知らせ

bottom of page